公益社団法人アマヤドリ

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アマヤドリとは

2020年に設立した公益社団法人です。
既存の制度では社会的な支援が届かずに孤立・困窮している若者をサポートすることを目的に活動しています。

アマヤドリが取り組む社会課題

18歳以上の若者が直面する、
既存の若者支援制度の空白

日本では18歳で成人となり、新たな相談は、児童福祉法や児童虐待防止法など支援制度の対象外になります。しかし実際は、18歳といえばまだ学生であったり、社会人の入り口の状態であったりと、自立の準備の段階です。多くの若者は、引き続き家庭からのサポートを受けることで、自立への緩やかなステップを踏むことができます。

一方で、何らかの事情で家族を頼ることができない若者や、家族から何らかの虐待を受けている若者が、18歳を境に、支援や相談先が少なくなる現状があります。

支援制度に頼れず、経済的にも精神的に自立の準備期にある状態で自立を強いられた若者が「そうするしかすべがなく」、望まない孤立状態に陥ってしまったり、犯罪や性暴力に巻き込まれることが実際にあります。「自分は暴力を受けている環境にいる」と気づいた時にはすでに18歳を過ぎていたという例も多々あります。

アマヤドリ

18歳の壁を越えて、若者を未来につなぐ

家庭からのサポートを受けられない若者が支援制度の枠組みからこぼれ落ち、社会の入り口で追い込まれています。
「若者が、自分の生き方を自分で選んでいける世界をつくっていきたい。」
アマヤドリは、若者が様々な壁を超えて自己選択できるように、サポートを届けていきます。

アマヤドリ
どんな環境で過ごしてきたとしても、
誰もが自分自身を大切な存在であると感じ、
自分が自分の味方になれる世界へ

アマヤドリが大切にしていること

若者の「自分で選ぶ」「自分で決める」をサポートすること

主役は若者本人。ご本人の意見を何より尊重し、選ぶことや決めることに伴走しています。

選択肢を増やすこと

例えば、当団体でも住居の運営は行なっていますが、それはあくまで選択肢の一つと考え、他の団体の運営する住居、民間アパート、グループホーム、施設など、さまざまな選択肢を提案し、ご本人にとってそのとき最善の選択をするお手伝いをしています。

対等でいること、信頼関係を築いていくこと

意志をもった人間同士として、対等でいることを大切にしています。そのためにはまず、私たちが信用できる大人であること、そして支援される・するの関係を超えた、信頼関係を築いていくことを目指しています。

アマヤドリの活動

孤立困窮している若者のために相談同行支援、居住支援を行っています。

  1. 相談の窓口
  2. 制度の枠組みを超えて必要なサポートへと導く伴走支援
  3. 自立の入口となる安心・安全な居場所の提供
  • 相談サポート「コレカラ」

    相談サポート
    「コレカラ」

  • 短期型シェアハウス「ヤドカリ」

    短期型シェアハウス
    「ヤドカリ」

  • 短期型アパート「コモレビ」

    短期型アパート
    「コモレビ」

  • ステップ型シェアハウス「イロドリ」

    ステップ型シェアハウス
    「イロドリ」

団体名・ロゴにこめた想い

アマヤドリ=雨宿り。雨が降るように、人生には自分ではどうすることもできない辛い体験をすることがあります。少しの雨ならば、濡れてしまうことも経験の一つかもしれません。しかし、冷たい暴風雨の中、たった1人で怖く、命の危険を感じるほど凍える体験は、トラウマになってしまうかもしれません。
そんな時、誰かが傘を貸してくれたら。誰かが傘に入れてくれたら。タオルで温めてくれたら。安全な場所で雨宿りができたら。
冷たい怖い雨の日も、後から思い返すとちょっとだけ思い出になるかもしれません。
大切にしたいのは一緒にいること。そんな思いをこめて、アマヤドリと名付けました。

どんな漢字にもなれる自由自在なアマ。
アマ=雨(人生は時に、雨が降ります)
アマ=甘(甘えられる居場所になっていけたら嬉しいな)
アマ=やどかり(奄美ではアマン=やどかりと言うそうです。あなたの居場所が見つかると嬉しいな)